弊社では、オリジナル粉末スムージーを200kg(約1,000袋/200g)から製造が可能です。
配合原料についてもご要望をいただければ提案をさせていただきますのでお気軽にご連絡ください。
この記事では「粉末スムージーOEMについての進め方」や「商品設計で重要なこと」などを詳しく紹介していきます。粉末スムージーOEMをご検討の方は是非、ご参考にしてください。
OEMとは
まずは、OEM(製造)について簡単にご説明します。
ただし、自社の工場で製造し販売しているものはOEMと呼びません。あくまでも、他社の製品を製造することを指します。
・自社工場を持たなくてすむ
・様々な商品を手広く販売できる
などがあります。
弊社はOEM受託として、お客様の商品を提案、製造をしております。そのため、健康食品について製造について何かお困りのことがあれば、是非ご連絡ください。
スムージーOEMにはどんな種類があるの?
スムージーのOEMには、大きく分けて3つの形態があります。
・冷凍タイプ
・液体タイプ(コールドプレス)
形状によって価格や賞味期限、商品性、ターゲットも大きく変わるので、どのタイプで製造するかが重要となります。
※現在、弊社では「粉末タイプ」のみの製造が可能です。
粉末スムージー:コストと保存性に優れた“定番形態”
粉末タイプは、水や牛乳、豆乳などに溶かして飲むスムージーです。
製品として最も広く流通しており、コストパフォーマンスに優れ、常温保管ができる点が最大の特徴です。通販などで売る場合に選ばれることが多いです。
弊社では、このタイプでの製造が可能で200kg〜製造が可能となります。
メリット | デメリット |
賞味期限が長い(約2年) | 果物館の食感は出せない |
成分設計の自由度が高く、付加価値をつけやすい | 水に溶かす工程が必要 |
小ロットから製造できる | 添加物・香料を使用 |
常温での保存、配送が可能 |
冷凍スムージー:フレッシュさと手軽さを両立した高品質スムージー
冷凍スムージーは、あらかじめ工場でスムージー状に加工したものをパウチに詰め、急速冷凍した製品です。
解凍するだけでそのまま飲めるため、ミキサーなどの調理器具は不要。素材の風味を損なわずに、手軽に楽しめる高品質スムージーとして人気です。
メリット | デメリット |
解凍するだけで飲めるので、利便性が高い | 1袋あたりの単価が高い |
果物や野菜の素材感・味をキープできる | 冷凍保存・冷凍配送が必要 |
無添加・ナチュラル志向の商品設計も可能 | 飲む時に解答が必要(すぐに飲めない) |
コールドプレススムージー:栄養価と“特別感”で差別化する
コールドプレススムージーとは、「低温低圧でゆっくりと素材を圧搾する」製法で作られたスムージーです。
通常のスムージーのようにブレンドや加熱を行わず、熱に弱いビタミン・酵素・ファイトケミカルなどを壊さずに抽出できるのが最大の特長です。
店頭販売などで売られることが多いです。
メリット | デメリット |
酵素・ビタミン・ミネラルなどの栄養素がそのまま摂れる | 1袋あたりの単価が高い |
素材の味がしっかり感じられる | 賞味期限が短い(数週間) |
高価格帯・高付加価値商品としてブランディングしやすい | 冷蔵保存・冷蔵配送が必要 |
スムージーOEMについて
ここからは粉末のオリジナルスムージーOEMについての流れを紹介していきます。
通常オリジナルスムージーの立ち上げの際は、4ヶ月以上かかりますので、なるべくお早めに商品化に向けて動くことをおすすめします。
①配合・価格決め
まずは配合成分を決めていきましょう!料理でいうと「食材選び」となります。
ターゲットに対して、どんな成分を配合すれば売りやすいかを考えていきます。
また、配合成分を足すことは他のスムージーと差別化を図ることができ、高単価で販売が可能です。ただ、配合成分が多くなればなるほど、価格は上がるので注意が必要です。
以下の表を参考にしてスムージーの配合成分を決めてみてください。
目的 | 配合原料 | ||||
栄養強化 | ビタミン類 | ミネラル類 | プロテイン | 難消化性デキストリン | |
美容系 | コラーゲン | ヒアルロン酸 | プラセンタ | Lシスチン | ビタミンC |
ダイエット系 | αリポ酸 | カフェイン | BCAA | コエンザイムQ10 | サラシア |
免疫系 | 乳酸菌 | イヌリン | オリゴ糖 | カテキン | ビタミン類 |
②サンプル作成
決まった配合で少量サンプルを作ります。(サンプルは有償となります。)
サンプルを作り「味が美味しいか」「溶かした時の色」「粉末の流動性」などを確認します。問題があれば、配合を微調整してご要望のスムージーに近づけていきます。
③パッケージ作成
中身が決まったら、あとは商品形態を決めていくのみとなります。
スムージーの場合は、袋が主流となり容量は200g前後となります。また、製品の袋を作るか作らないかによって大きく初期費用も異なります。
初期費用をかけたくない方は、既存の銀無地の袋にラベルを貼ることをおすすめします。
・銀無地袋+表・裏にラベルを貼る
➡小ロットでの製造をしたい方向け
・袋を製造
➡見た目をキレイにして販売したい人向け
袋+ラベルの場合は、100袋〜できるのですが、袋を作成する場合3000袋〜となります。
(1度にではなく、製造時に使いまわしていくことは可能)
初めから見た目にこだわるのか、それとも初期費用を抑えるのかによって外装が変わります。
また、デザインについては基本的にご支給でお願いいたします。
④製品の製造
中身・形態を決めご発注をいただければあとは弊社にて製造、納品をいたします。
スムージーの場合はご発注いただいてから最短1〜2ヶ月で納品可能です。(時期資材によって異なります)
なるべく早くお客様の手元に届けられるように製造をいたします。
⑤納品
新商品の製造は内容や量にもよりますが、4ヶ月以上かかります。配合決め・パッケージなどに時間がかかるため、なるべく早く製品を作りたい方は、より詳しく内容をお伝えください。
2回目以降からは1〜2ヶ月で納品は可能となります。
スムージーOEMの価格について
スムージーのOEMは1,000袋〜(200g入)となります。
また、かかる費用は、ざっくりですがこちらとなります。
※あくまでも参考例となりますので、スムージーを検討している方はまずは、お見積り依頼をしてください。
1,000袋(200kg):800円〜
袋(袋+ラベル):200円〜
合計:1,000円
商品:1,000円×1,000袋=800,000円
袋:200円×1,000袋=200,000円
(ラベルの発注は1,000枚からとなります)
その他:100,000円
(分析、サンプル費用、運賃など)
合計:1,100,000円(税抜)
ただし、配合成分、内容量によって価格は異なりますので、まずはお見積りをしてください。
スムージーについての知識
ここからは、スムージーについての知識をご説明していきます。
スムージーといっても幅広いのでどのようなスムージーにするか決めるためにはも、スムージーについてよく知っておきましょう!