大麻から抽出されるリラックス成分のCBDですがリラックス効果、鎮痛作用があることからスポーツにも効果的とされています。
ただ、スポーツ前に使ってドーピング検査に引っかからないか不安という方もいるでしょう。
今回は、そのような方のためにCBDをスポーツ前後に使っても大丈夫なのか説明していきましょう!
ドーピングとは
ドーピングとはどのような行為なのでしょう。
公営財団法人 日本アンチ・ドーピング JADAによるとドーピングとは、
「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」
引用:公営財団法人日本アンチ・ドーピング JADA HP
よく薬物を使用して自分が持っている以上のパワーを引き出すことをイメージーしますが、ルールを無視して自分が有利に立とうとすることもドーピングといいます。
例)ボクシングでグローブに固い素材をいれておくなど
スポーツは平等にフェアに行われなければならないため、ドーピングを厳しく取り締まっています。
ドーピングとなるものは?
ドーピングとなるものは薬物などだけでなく、市販の風邪薬やサプリメントも禁止となります。
禁止物質 | |
医療用医薬品 | 風邪薬、咳止め アレルギーの薬、花粉症の薬 喘息治療薬 無月経、子宮内膜症の治療薬 難聴やめまいの治療薬 低血圧を治療する薬 高血圧を治療する薬(特に配合薬) 不整脈の薬 インスリン |
市販薬(OTC薬) | 風邪薬(総合感冒薬) 鼻炎、花粉症の治療薬 咳をとめる薬 体毛を濃くするぬり薬 |
サプリメント | ①筋肉増強 ②脂肪燃焼 ③痩身(やせること) などを目的とするサプリメントは、注意が必要 |
意外と知らないですが、風邪薬など一般的な薬やサプリメントもドーピング対象になります。
女子テニスのシャラポワ選手がうっかり使った薬がドーピング対象になっていたなど、何がドーピングとなっているか判断しずらくなってきています。
CBDはドーピング対象となるのか?
CBDはドーピングの対象となっているのでしょうか。
調べてみると、
カンナビノイドにおいて、カンナビジオール(CBD)は禁止されない。
大麻植物から抽出されたCBD製品によっては、テトラヒドロカンナビノールを含む可能性がある。
カンナビジオール(CBD)製品でも禁止物質が検出され陽性結果となる可能性があるので、注意が必要
引用:公営財団法人日本アンチ・ドーピング JADA 2020年禁止表国際基準ポイントより抜粋
CBDは今のところドーピングの対象とはなっていませんでした。
ただし、ものによってはTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含んでいる可能性もあります。
THC(テトラヒドロカンナビノール)は、大麻の成分で幻覚作用を持っているため日本では非合法とされています。
そのため、商品選びは慎重に行うことが重要です。
例えば、原料を毎ロット検査にかけているなど徹底して管理している会社から購入しましょう。
CBDはスポーツ選手にはおすすめ
CBDはスポーツ選手にとても良い効果をもたらしてくれます。
基本的にはリラックスの効果が強く選手の能力を高める効果はありません。
鎮痛剤や睡眠薬などはドーピング対象となるため使えないのですが、CBDは自然由来となるためスポーツ選手の身体をケアしてくれる有能な成分となります。
まとめ
CBDは一般の方のみならずスポーツ選手にもおすすめできる成分です!
現在、CBDの商品はオイルやベイプ、食品など多岐にわたります。
商品によって効く効かないもありますので、様々な商品を試してみることをおすすめします。
購入する場合は、その製品が安心なのか調べて購入してくださいね。