スムージーのOEM(受託製造)に関して、最も多いご質問のひとつが 「いくらくらいで製造できますか?」 というものです。

結論からお伝えすると、費用は一律ではなく、配合する成分や形状、内容量によって大きく変動します。
そのため、まずはお見積りのご依頼をいただくのが一番スムーズです。

とはいえ、事前に大まかな目安を知っておくことで検討が進めやすくなります。
今回は 粉末スムージーOEMにかかる費用 について、初めての方にも分かりやすく整理しました。

この記事でわかること・スムージーOEMはどの部分にコストがかかるのか
・予算をどう考えればいい?
・スムージーOEMが初めてだから何も分からない…

スムージーのOEMを検討している方は、ぜひ参考にしてください!

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粉末スムージーOEMにかかる費用は4種類

粉末スムージーにかかる費用は大きくわけると以下の4つになります。

・製造費(作るためのコスト)
・原料費(中身にかかるコスト)
・資材費(パッケージにかかるコスト)
・その他(栄養分析のコストなど)

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

スムージーにかかる費用

毎回の製造にかかる費用が①〜③、初期にかかる費用が④となります。
(初期費用は最初の製造のみにかかる費用)

① 製造費 〜工場で実際に作る費用〜

工場

製造費とは、工場でスムージーを生産する際にかかる費用です。

主な工程は以下の通りです。

・原料の計量
・原料の混合
・粉末の充填(袋に詰める)
・検品
・梱包

さらに、袋にラベルを貼る場合は 「シール貼り」、個包装にする場合は 「箱詰め」などの工程も追加されます。

製造費は 製造量に応じて単価が変動します。

たとえば弊社では最低200kgからの製造(200g入りなら1,000袋)が可能ですが、500kg(2,500袋)、1,000kg(5,000袋)とロットが増えるほど、1袋あたりのコストは下がっていきます。

② 原料費 〜コストの大部分を占めるポイント〜

原料

原料費は、スムージーの中身そのものにかかる費用です。実は、この部分が最もコストに影響を与えます。

例として、以下のような違いがあります。

・食物繊維や大麦若葉 → 比較的安価
・プロテインや美容成分(コラーゲン・ヒアルロン酸など) → 高価

「どんな効果を持たせたいか」「どの価格帯の商品にしたいか」によって原料の選び方が変わり、それが費用を左右します。

③ 資材費 〜パッケージ選びで変わる費用〜

資材

資材費とは、 袋やラベル、箱などの外装資材にかかる費用です。粉末スムージーでは主に以下のような資材が用いられます。

・チャック袋
・平袋
・化粧箱 など

初めて製造する方におすすめなのは 袋+ラベル貼りです。袋+ラベル貼りの方が、初期費用を抑えることができます。ラベルは1,000枚から対応可能。

一方で、袋に直接デザインを印刷する場合は 5,000枚以上からの製造となり、初期費用は上がります。しかし、10,000袋くらいを作ってしまうのであれば、その分ランニングコスト(1袋あたりの資材費)は安くなります。

「まずは小ロットで試す」か「大ロットでコストを下げる」か、販売戦略に合わせて選ぶのがポイントです。

④ その他(初期費用) 〜最初だけ必要なコスト〜

最後に、 初回製造時にだけ必要な費用についても触れておきます。

代表的なものは以下の通りです。

・栄養分析費用
 例:基本的な栄養分析(水分・たんぱく質・脂質・炭水化物・エネルギー・ナトリウム)で約20,000円程度
(参考:日本食品分析センター)
・試作費

これらは 初回のみ発生し、2回目以降の製造では不要になります。

詳しくはこちら:OEMの際に製品以外にもかかる費用とは?

スムージーOEMにはいくらかかるの?

「結局、どのくらいの費用がかかるの?」という疑問を持たれる方も多いと思います。

実際の金額は配合やロット数によって大きく変わりますが、いくつか例を挙げておきます。

まとめ 〜まずは気軽に相談を〜

スムージーOEMにかかる費用は、
「製造費」「原料費」「資材費」「初期費用」の4つに大きく分かれます。

特に 原料の選び方と製造ロット数がコストに直結するため、「どんな商品を、いくらくらいで売りたいのか」を決めてからご相談いただくとスムーズです。

私たちは、初めてOEMを検討される方にも分かりやすくサポートいたします。

「ざっくりどのくらいかかるのか知りたい」という段階でも大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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