日本でも最近のプロテイン人気の高まりから昔からのメーカーだけでなく、新規参入の企業も製造・販売を行うようになりました。
しかし、ここで考えるのが自分が買って飲んでいるプロテインは、本当に安全なのか?と言うことです。今回はこちらについてご説明しましょう。
プロテインについて
プロテインは「乳清たんぱく」「乳たんぱく」「大豆たんぱく」などのたんぱく質を補給する栄養補助食品ですので、身体に害になるものは入っていませんし、副作用はまったくありません。
国内メーカーで製造されたプロテインならば、菌やアレルギーなどの厳重な検査を受けており、問題なく飲むことができます。もちろんいくら安全な食品でも、摂りすぎれば悪影響の可能性もあるので、注意は必要です。
添加物について
次に気になるのが、香料・着色料・乳化剤などの食品添加物と甘味料がどのくらい入っているかです。
各社ホエイプロテインの配合量を知ることは難しいですが、「1食20gのたんぱく質摂取」など高たんぱく質摂取を宣伝しているホエイプロテインについては、ある程度の予想はできます。
高たんぱく質摂取をしてもらう為には、1食分のうち80%~90%程度はホエイ(WPC等)が配合されています。
そしてプロテインの商品ごとの味付けの為の原料として、果汁粉末やコーヒー、チョコレートが入り、他にビタミンやアミノ酸などの機能性を付ける原料が配合されています。
全てをあわせると全体の約95%以上は、これらの原料で締められます。
残りの5%以下は以下原料となります。
乳化剤:粉末と水を安定して分散させる(一般的に溶けが良くなる)
着色料:色を鮮やかにする
甘味料:甘みをつける
それぞれ1%かそれ以下の量で配合されています。
例えば1食30gのホエイプロテインの場合、
24g~27gはホエイ(WPC)、香料が1%配合なら 0.3gとなり、甘味料でスクラロースを0.3%配合、0.09g(90mg) となります。そのため、大量の食品添加物を摂取している訳ではありません。
国内メーカーならば法律に基づき指定された食品添加物は、安全性試験や有効性評価に基づいて、必要に応じた使用基準を守っております。
そのため、原材料に食品添加物がある からと言って過剰に怖がる必要はありません。
まとめ
ホエイプロテインは国内メーカーが推奨している、飲み方と1日の飲む目安量を守れば、 身体に害はまったくありません。
プロテインの歴史から見て、今まで身体作りに人一倍気を使っている、アスリートやボディビルダーの方達が厳しい目で見て商品を購入しているので、メーカー側も食品添加物や甘味料を極力減らした、身体に優しい物になっていった のだと思います。